■米橋について■ |
◆令和3年で50年目を迎えることができました。
昭和46年8月21歳のときに創業いたしました。 |
◆お料理の特色店主自身が幼い頃から化学調味料に敏感な体質であることから これらの調味料・食材を使わないことが、創業以来の一貫した 姿勢になっております。特色としては、「昔あった」「変えて残っている」「今も残っている」 郷土食を文献を参照しながら再現し、提供しております。 鎌倉・小田原に関する中世の料理を中心に古式調理法を用いて 現代の会食料理として楽しんでいただける仕上げにしております。 お料理でタイムスリップするような・・・。 |
◆特徴はお酒に合う味料理の味は関東武士の口に合う冷めても美味しいしっかりとした味で、 中世の特徴としての醤油・砂糖を使わない健康志向の献立が中心と なっております。献立の基本は5品(お通し・御飯の類は入らない)が基本です。通常はお酒が入る席を想定してお待ちしておりますが、食事中心や 女性だけ、お祝い事などご予約時に伺えるとご沿うように変えております。 |
◆オススメの楽しみ方関東の西、相模の西郡足柄は、ここが西の都の東の国の出先機関として、 歴史的に史跡文化が残っております。それらの史跡めぐり、ハイキングを終えた後、郷土歴史会席をお楽しみ いただければより一層歴史を身近に感じ、味わっていただけます。史跡巡り後のコースを提供させていただいておりますが、大変好評です。定例催事として年に2〜3回「歴史・郷土会席」を開催しております。(現在休会中) それから夏季期間中に「手打蕎麦講座」を、年末にお持ち帰り用「年越折詰2人前」をご用意して おります。 また、12月30日発送で宅配も承っております。他では絶対お召し上がりいただくことの出来ないこの「年越し折詰」は、その年の集大成ともいえる仕込みで、早いものは9月より仕込みに入ります。 簡単な謂われを添えさせていただきますので、中世期末の様子が一目瞭然で味わっていただけるものと思います。 11月からご注文をお受けいたしますが、詳細は秋口にホームページに掲載させていただきます。 |
◆亭主からひとことこれまであっちこっちいじくりながらやってきましたが、日本料理は 室町時代に原型ができて、そのまま大きく変わってはいません。その中で目先の流行があって、一つの料理はどれも120年〜150年で 消えていくそうです。食事はご飯自体が美味しいので、香の物に何か一つ、たとえば 汁でもあれば十分です。一方酒を飲むには色々欲しい。そこで料理屋は酒に合う品々をこしらえているのですが、 どっちにも共通しているのは香の物です。昔の香の物は味噌漬け粕漬けのことを言うのですが、この醗酵食品が 日常の食卓・高級割烹問わず大切な食品であることを知ってから、 わたくしは今の調理スタイルになったといえます。 |